
こんにちは。リアルナです。
近年、健康経営においても注目を集めているPHR。
国が進めているヘルスケアDXでも要ともいえる位置付けとなっています。
PHRとは何か?
「PHR」とはパーソナルヘルスレコード(Personal Health Record)の略で、個人の健康や身体の情報を記録した医療データのこと。
・自身で測定した血圧や血糖、体重、食事や運動などのデータ
・病院・診療所や検査機関からの診察・検査データ、保険者保有の特定健診データ、薬局からの薬剤データ
など
これらを1ヵ所に集め、本人が自由にアクセスできるようにしたもの。
そしてこの情報をもとに健康増進や生活改善につなげていこうとする試みが今まさに進められているのです。
PHRが注目されるワケ
1,健康管理の向上
個々の健康情報が一元化され、自身の健康状態や医療情報を把握しやすくなります。
結果、疾病予防のための行動に繋がりやすくなると考えられます。
2,医療の効率化
患者の医療情報をデジタルで管理できるようになり、医療従事者は迅速に患者情報にアクセスできるため、
診断や治療の効率が向上。
3,国のPHRに関する取組み
国は、成長戦略の一環としてPHRについて言及してきています。
「経済財政運営と改革の基本方針2023 」においても、「PHRとして本人が検査結果等を確認し、⾃らの健康づくりに活用できる仕組みを整備する」との内容が明記されました。
少子高齢化、人口減少が進む日本において、国民の健康寿命の延伸は成長戦略の重要なテーマであり、
国は、PHRをその実現のための施策の一つとして注目しているのです。
企業に今後求められるもの
健康経営推進度や企業規模に関わらず、PHRを健康経営に活用したい企業は多く、非常に関心が高まっています。
経産省の主導で2023年7月にPHRサービス事業協会が設立され、今まさにPHR利活用に向けた事業環境整備に向けて動き始めています。
また、健康経営度調査においても、保険者-事業主間の健診データの共有やマイナポータルとの連携を見据えた設問が既に設けられています。
今後はPHRを利活用した「パーソナルデータの活用」がますます必要となってくるでしょう。
アプリ上で従業員の健康データを集め、生活習慣や職場での健康に関する課題の分析を行い、
健康経営に役立てることが求められます。
これからの健康経営はまさに「可視化」と「質の向上」の時代。
「パーソナルなデータの活用」をいかに実現させられるかが鍵となるでしょう。
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