こんにちは!リアルナです。
わが国は、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減少している一方で、平均寿命は過去最高を更新。
企業は、採用競争が激化する中での労働力確保や、労働生産性を高めるイノベーションの導入だけでなく、
従業員一人ひとりが「パフォーマンス」を発揮し続けるための
“心身の健康状態の維持・多様な価値観に対応する職場づくり”という課題の解決に直面しています。
パフォーマンス発揮に影響を与える「プレゼンティーイズム」
「プレゼンティーイズム」とは、欠勤にはいたっておらず勤怠管理上は表に出てこないが、
「健康問題が理由で生産性が低下している状態」のこと。
一方、プレゼンティーイズムと対比される「アブセンティーイズム」は、
「健康問題による仕事の欠勤(病欠)」を指します。
実は「プレゼンティーイズム」に伴う損失は、「アブセンティーイズム」による損失や医療費よりも企業における健康関連総コストに占める割合が高く、 コストの側面から企業の生産性向上を阻害する大きな要因となっているのです。
生産性を低下させる疾患・症状とは!?
プレゼンティーイズムに影響のある疾患・症状として、がん、糖尿病、肥満などの生活習慣病が挙げられます。
いずれの疾患においてもアブセンティーイズムよりもプレゼンティーイズムによる労働生産性の損失割合が高く、
これは、欠勤するほどではないが、健康状態が良くない状態で働いている人が多いことが大きな損失をもたらしていると言えます。
「プレゼンティーイズム」による経済的な損失
とある研究で、従業員一人当たりの医療費、アブセンティーイズム、プレゼンティーイズムによる経済的な損失の試算しています。
結果、従業員 1 人あたりの年間コストは医療費約 129,815 円、アブセンティーイズム 約 57,943円、プレゼンティーイズム約 340,418 円と示されており、 「プレゼンティーイズム」による経済的損失が一番高いという結果に。
今後企業が目指すべき取り組みとは
近年、健康経営に取り組む企業が増えていますが、これからの時代は、疾病を発症してからの対策ではなく、
いかに疾病を予防するかという『予防戦略』が企業成長にとって重要と言えます。
ひとたび疾病を発症してしまうと、通院や投薬による副作用、病による精神的・肉体的苦痛などを強いられ、
著しく生産性を落としてしまいます。
生活習慣病は、文字通り、日々の生活習慣の積み重ねによるものです。
健診結果や日頃の生活習慣から、自身の将来の疾病の発症リスクを知り、早めに対処することで、
ご本人だけではなく、企業にとっても生産性の向上や健康経費の削減、従業員の満足度とエンゲージメントの向上など、様々なメリットをもたらしてくれます。
リアルナでは、従業員の健康を助ける健康プラグラム「Myケンタス」をご用意しております。
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